東京の東側と西側、住むならどっち?それぞれの特長と住み心地をご紹介。
東京23区の山手線を中心とした地域に住むことを考えたとき、住む場所の選択肢としては大きく東側と西側の2つの地域に分けられるのではないかと思います。
私は学生の頃までは関西で暮らしていたのですが、社会人になり就職すると同時に東京に引っ越しをしました。
東京に住むことが決まった際には、まず東京のどのあたりに住むのか?山手線の東側に住むのか、西側に住むのか?という点はとても悩んだポイントです。
私はこれまで何度か東京都内で引越しを繰り返していて、東側にも西側にもどちらにも住んだことがあるので、ここではその経験を元にそれぞれの地域の特長や住み心地についてご紹介します。これから東京で引越しを考えている人は参考にしてみて下さい。
東側の地域の特長・住みやすさ。
まず、山手線の東側の地域の特長や住み心地についてです。
下町情緒があるが、便利。
東側の地域といっても広いのですが、特に北のほうの押上や浅草の周辺は下町情緒が残っているところも多いです。その一方で、近年開発が進められているところもあるので、若者や家族連れが住みやすいような環境が整っています。
例えば、門前仲町駅の周辺は下町情緒が残っている一方で、定食屋や居酒屋も多くあり、若い人には住みやすい土地だと思います。
また、押上や錦糸町の周辺も、大きな公園があったりスーパーがあったりするので、家族連れにも住みやすい街という印象です。
家賃が安い。
東京に引っ越しをすることを考えた時に、1番悩ましいのは異様なほどに高額な家賃だと思います。
一人暮らしの部屋でそこまで広いわけでもないのに、驚くほどの高額な家賃が記載されている物件が多々あります。
そんな東京の中でも、西側の地域に比べると東側の地域の方が家賃は安価に設定されているところが多いと思います。もちろん、山手線の中の地域や、銀座の周辺などは高額になるので除きます。
例えば東西線の沿線の葛西や西葛西の付近は、東京へのアクセスが便利なのですが、その割に家賃は安価に抑えられています。(ただし、東西線は東京方面に向かう朝の通勤ラッシュが混み合うので、注意が必要です)
休日は銀座や有楽町へ。
私は会社が東側の地域あったという理由から、4年間ほど東側の地域に住んでいました。
その時は20代中頃の歳だったのですが、休日に買い物に出かける場所としては、銀座や有楽町の周辺が中心になっていました。銀座は高級なお店が多いのでたまに行く程度で、銀座でランチなどを済ませ、買い物は有楽町の周辺に行くことが多かったです。
渋谷や新宿、表参道などもたまに行っていたのですが、やはり距離が少し遠いので、近場に出かけることの方が多かったです。
西側の地域の特長・住みやすさ。
ここからは、西側の地域の特長や住み心地についてご紹介します。
西側のおしゃれな地域。
私は東側に4年ほど住んだ後、西側の地域に引っ越しをしました。この時に西側に引っ越した理由としては、「西側のおしゃれな街をもっと開拓したい!」と思ったからです。東側に住んでいるとどうしても生活圏内は東側になってしまうので、家賃は上がってしまいましたが、思い切って西側に引っ越しました。
まず、西側の良さとして感じたのは、出かける先の選択肢が増えたということです。
休日に買い物に出かける先としては、渋谷や新宿、表参道、代官山、自由が丘など、ランチのためにちょっと出かけてみよう、という感じでいける先が増えました。
家賃は高い。
西側の地域はやはり家賃が高くなる傾向にあります。
山手線から2〜3駅のところに住もうとすると高額な家賃であり部屋も狭くなってしまいます。少しでも家賃を抑えようと思うのであれば、中心から少し離れたところに住むか、駅から遠いところに住むなどが必要になると思います。
住みたい街ランキングの上位に入っているような恵比寿に住もうと思うと、1ROOMの一人暮らし向けの間取りでも家賃が10万円を超えることもあります。
住む駅や路線選び。
西側に住みたいと思ったときに、ではどこの駅に住むべきか、路線はどうするべきか、というのも迷うところだと思います。
新宿を中心として伸びている京王線、西部新宿線の沿線も人気が高いです。もしくは、渋谷付近からでている田園都市線、東急東横線、東急目黒線も人気が高い沿線です。このあたりは、山手線の近づけば近づくほど家賃は高くなる傾向にあります。
東側と西側に住んでみて思ったこと。
実際に東側と西側に住んでいて思うことですが、私の個人的な感想になりますが、西側の方が住みやすいと感じます。
私は遊びに行く先が近いということを優先事項として住む場所を選んでいたので、西側は外食にいけるお店も多いですし、買い物にいけるところも多いです。その分、普段の楽しみが増えたと感じています。
その一方で、会社は東側にあるので通勤時間は長くなり、家賃も東側よりも西側のほうが高くなってしまっています。それでも西側に住んでよかったと思っています。
住む地域を選ぶときには、通学や通勤先の場所や、家賃の予算感なども検討の要因としては重要になってくると思います。その上で自分が何を優先して住む地域を選びたいのかを明確にし、家探しを始めると良いと思います。
子供がいて家族で住む場所を選ぶ際には、家の近くに公園があるのかどうかや、学校の位置なども重要になります。
まとめ
「東京に住む」といっても東京は住む地域や駅によって環境は全然違いますので、実際に、駅を訪れてみて環境を見てみることをおすすめします。
私が今住んでいる西側の地域の東急目黒線上にある「武蔵小山駅」の周辺の住環境については、このブログの中で詳細をご紹介していますので参考にしてみてください。